家族信託の意義とは!?ご両親のため、ご自身のために必要なご説明について

状況

愛知県内にお住まいのAさん(男性・50代)からのご相談です。
岐阜県のご実家にお住まいのご両親について、相続が起きた際に、疎遠の弟がいるため、遺言を作って欲しいが説得に失敗した。どのような手続きが必要で、その状況をご両親にどう説明すればいいかお悩みとの事でした。
お話をお伺いするうちに別の課題も浮き彫りになってきました。

課題点

長男であるAさんにゆくゆくは面倒を診てもらうため、財産を長男に渡すことにご両親異論はないものの、遺言作成はまだ大丈夫だ、なくても仲良く話をすれば大丈夫だ、などと真剣に聞いて頂けなかった経緯がありました。
しかも、財産状況をお伺いすると、ご実家の不動産は財産として大きいものの預金などは年金をやりくりしているくらいでほとんどないだろうとの事でした。
ここで問題になってくるのが、Aさんがご両親を引き取った場合でも、施設にお世話になるにしてもAさんが自腹でまかなうか、ご実家を売却するかの選択になるという事でした。
しかも、認知症になってしまえば後者は叶わないという認識をAさんはお持ちではありませんでした。
認知症になってしまうと、意思能力がないとされ契約行為である売却が出来なくなる可能性があります。

信託のご提案内容

★受託者
 Aさん
★信託財産
・父の自宅
★受益者

★帰属先 

Aさん基本的には長男に頼らざるを得ないご両親の立場でも、遺言はお気持ち的に抵抗があったものの、万が一にも、認知症などになって資金繰りが出来なくなった際にご自宅の売却が出来なくなってしまっては困るので「長男に家族信託で名義を預け、ご自身が亡くなったらそのまま長男に渡す」という説明で、いずれは財産の管理を長男に任せるつもりだったご両親は、すぐにご納得頂けました。

家族信託を行うメリット

あくまで死後の手続きに過ぎない遺言は、ご自身には関係ない、仲良くやってくれればいいなど、否定的、無関心、楽観的に考えていらっしゃるご高齢者も少なくありません。
その点家族信託は、生前、ご自身のために必要な手続きとして、次の代に財産を預けることができる手続きなので、遺言とは切り離したイメージでご説明あるいは説得が可能になり、しっかり遺言としての機能も備わっています。

家族信託は専門家に相談しましょう!

今、必要な生前対策としてご検討頂ける家族信託について、ご相談頂ければご両親への説明も含め、しっかり対応させて頂けますので、ご両親に一度真剣に相続対策、生前対策について検討頂きたいとお考えの方は、一度ぜひご相談下さい。

無料相談は0120-130-914からお気軽にお電話ください。

当事務所の相談の流れ

1) 家族信託のご相談は、まずは当事務所にお電話下さい!

家族信託を活用した相続対策、など家族信託に関わるご相談なら当事務所にお任せください。

家族信託は、お客様に合わせたオーダーメードのお手続きとなりますので、当事務所にて専門家とご相談いただき最適なプランをご提示させいただきます。

まずは、ご予約をお願いいたします。

お電話は0120-130-914からお願いいたします。

土日曜・祝日及び夜間をご希望の方は、ご相談ください。

メールでのご相談はこちらからお願いいたします。

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2) 初回無料相談の実施

現在の問題点や将来に向けてご不安な点を、司法書士が丁寧にカウンセリングいたします。

お客様のお話をお伺いしながら、司法書士がご相談内容を明確にし、お客様一人一人に合った家族信託の活用方法をご提案いたします。

また、お客様にご用意いただきたいこと、スケジュールなどのご説明を行い、完了までのイメージをお伝えいたします。

当事務所が、お客様の家族信託手続き完了までの一切の不安にお答えします。

3) お申込み/手続きの開始

カウンセリング後、ご納得頂ければ、司法書士へのお申し込み契約をしていただきます。

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お申込み時にはご不安がなくなっているよう努めておりますが、万一、お申込み時にご不安が残っているさいにはお気軽におお申し出ください。

4) お手続き完了報告

手続き完了後までに、随時進捗のご連絡を行います。

一般的には、手続きが完了するまでに、家族信託のサポートを開始してから、2~6ヶ月かかります。

その為、お申し込み後いつから効力が発揮されるのか明確に分かるよう、お手続きの完了報告を徹底しています。

5) アフターフォロー

全ての手続きが完了した後も、不安なことが出てくる場合もあると思います。

それでも、ご安心下さい。当事務所の司法書士が、お客様の今後の相続に関する不安にお答えいたします。

お気軽にご相談下さい。当事務所はアフターフォローもしっかりと対応させていただきます。